建築家 梅田達也 の「家づくりアドバイス」その23

明るい家の三種の神器は
吹抜・高窓・家族の笑顔

 平成十八年(2006年) 新春の御慶びを申上げます。
 さて恒例の「明るい家」の話。三種の神器と言えば「八咫(やた)の鏡」と「草 薙(くさなぎ)の剣」に「八尺瓊(やさかに)の勾玉」ですが、
 明るい家の三種の神器は「大きな吹抜」と「高窓(ハイサイドライト)」それに「家族の笑顔」ですね。

 窓は高い位置にある程明るく、天井の高い室内はまるで外にいる様な大らかな気分です。
.......が、いざ掃除となると「高い窓はどうやって綺麗にするの…?」と、折角の笑顔が一転してしまっては台無し。
そこで登場する強力な助っ人が「キャットウォーク」という訳です。

 写真は秩父市に建つ『大畑の家』ですが、この10m×5mの大らかな吹抜を巡っているキャットウォークは、床にグレーチングを使い、光と風が抜ける様な工夫をしました。

  家族の顔にも自然と笑みが溢れてくるのです。今年が、明るい年となります様に…

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